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南イタリア男性は実家好き?

昨日は主人の43歳のお誕生日でした。お家ご飯が大好きで、定番飯を好む彼の好物である、トマトソースのパスタと、ローストビーフに新ジャガのオーブン焼きっていう「超定番南イタリアの日曜日ランチ」を目前に機嫌が良く、トマトソースパスタは子供達の好物でもあり、小さい我が家の男性2名も機嫌が良く、結果的にママも機嫌が良くなる平和なランチタイムでした。

さてさて、今日は南イタリアの男女関係事情のお話を。

年増女になると、「愚痴聞き役」みたいになってきます。

先日、堅信式(クレーシマ)を受ける女の子のメイクアップをしていると、「神父さんが私たちは同棲してるから、本当はクレーシマはするべきではない、もうすでに結婚前講習会に参加しているのなら目を瞑るが、婚姻前に同棲をすることはキリスト教には恥ずべきことだって言われたの」とどんどんナーバスになり、私は彼女の普段から赤みが出やすい皮膚がどんどん赤くなって行き、肌色調整をもっとする必要が(笑)。

彼女は、恋人家族のお家で同居してかれこれ6年。数年前から彼女自身は2人だけで暮らしたいし、結婚もしたいし、子供も欲しいし、と願っているが、恋人の方が首を縦に振らず、「お金もかかるし、とりあえずこのままでいいじゃん」と空返事が返ってくること数年、という状況。家族が揃う夕食は、必ず恋人のご両親と恋人と一緒にとるらしい。

私は彼女の愚痴を数年聞いており、数年関係が変わっていないので、最近は「聞き役」に徹しています。

そして、先日は女友達から電話がかかってきて、「彼と別れた。イライラするから今週末由美の家にいく。」と切り出し、なぜ別れたのかを説明してくれ、さらにその後私の旦那にも別れた理由を再度説明し、電話をきる頃には多少スッキリしていた感が。。。

ちなみに別れた理由は「私は一人暮らしなのに、私の家に泊まってくれたことは7ヶ月付き合って一度もないの。いつも、私が彼の実家に泊まりにいくの。なんかそれって違う!って思ったから、「週に3回は私の家に泊りにくるのはどう?私だってもう20代じゃないんだから、真剣に付き合いたい」って彼女が口にすると、彼はびっくりしちゃってモジモジし始め、彼女の方から喧嘩が勃発したらしい。。。

なお、この2人はその後10日間の間に、何度もよりを戻したり、別れたり。。。彼女の話を聞いていると、「今まで優しかった彼女が突然未来について話だしとーってもびびっちゃった30代中間の実家暮らしが大好きな男性の気持ち」がひしひしと伝わってきます。

今日は、2件の実例をお話ししましたが、この実家暮らしが大好きな30代、40代の男性が結構たくさんいるのがこのエリア。しかも、実家暮らしが多いから、特に疑問も持たず、お昼も夜もママのおいしいご飯を食べて、お部屋もお掃除してもらって、衣類にアイロンもかけてもらえるある意味極楽生活。

ただ、ガールフレンドは欲しいから、付き合うんだけど、彼女の方がだいたい「結婚=子供を授かって家族を形成したい」的な話をすると、びっくりしちゃって後ずさり・・・。みたいなケースがとーっても多く。

私は彼らの生活スタイルには正直なんとも思わないが、男の子ママとして、「自立したい!家から出て、ラヴェッロから離れたところで仕事したい!勉強したい!」って自分から思えるようには、ママとパパはどうやって2人を教育するのが理想的なのかなぁ???なんて思うことが多いのが本音。

我が夫を見ていて思うこと。家が片付いていて、食事の時間に帰ってくると食卓にできたてのご飯が用意されていて(クスクスとか、雑穀料理とかはすごーく嫌な顔をするけど)、サッカーの試合を誰にも邪魔されずに楽しめていて、子供達と奥さんから「大好き」「パパこれやってくれてありがとう」って時々言ってもらえてるととーっても幸せそう。

実家というステージが、新しい家族に変わるだけなんだけど、なかなか踏み切れない男心。あなたはどう思いますか???

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